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タイ人観光客に対する支援

9月7日、室蘭で開設した避難所に避難していたタイ人観光客に対し市議会議員より協力要請があり、通訳の手配を頼まれした。

工業大学の留学生諸氏に連絡をとり、その中からタイ人の留学生が協力を申し出てきて、取りあえず電話で状況を確認したところ、タイ人観光客はタイ語の他には英語が若干できる程度で、さらにタイ人留学生はタイ語と英語はできるが日本語がほとんど出来ず、同時に協力を申し出てきた日本語と英語ができるヴェトナム人留学生を伴い避難所へ直行。

話を聞いてみると、市議会議員から聞いていたことより事態は深刻で、本人たちは初めての地震に怯えていて、情報が日本語のみで理解できず、現在の北海道の状況が分からないまま疑心暗鬼になっていました。

夜遅いこともあってとりあえず9月8日新千歳空港に連れて行って本人達に現在の状況を理解してもらう以外ないと判断し我々の車で新千歳空港へ。

新千歳空港では9月10日にならないとタイへの航空便はなく、ようやく事態を把握したタイ人観光客は手持ちの資金も少なくなってきたこともあり、フレンドシップの活動に協力している在留中国人の家に宿泊、火曜日新千歳空港に送るため支援を続けています。

下の写真は7日避難所となった室ガス文化センター。現在タイ人観光客は白老にある在留中国人宅に寄宿

写真は7日避難所となった文化センター。現在タイ人観光客は白老にある在留中国人宅に寄宿

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